循環器疾患

循環器疾患とは

イラスト

山口県の死亡原因第2位の心疾患(心筋梗塞など)、第4位の脳血管疾患(脳梗塞、脳卒中など)のように、心臓や血管などに起因する病気を循環器疾患といいます。
循環器疾患もがんと同様、生活習慣病と呼ばれ、食生活の改善や運動習慣等の改善により、予防することができます。

循環器疾患の危険因子

循環器疾患の予防には、4つの危険因子の管理が大切です。

メタボリックシンドロームが大きく関連のイラスト

高血圧 脂質異常症 糖尿病 喫煙

高血圧

収縮期血圧140mmHg以上の者の割合(H27年度)
全国 18.8% 14.5%
山口県 20.6% 16.7%

高血圧は、血管にダメージを与え、脳血管疾患、虚血性心疾患のリスクを高めます。

脂質異常症

LDLコレステロール160mg/dL以上の人の割合(H27年度)
全国 12.4% 13.4%
山口県 13.6% 15.9%

LDLコレステロールは、悪玉コレステロールを示す値で、高値は心疾患のリスクを高めます。

 

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム該当者及び予備群(H28年度)
割合
全国 26.6%
山口県 25.8%

メタボリックシンドロームは、動脈硬化を進行させ、脳血管疾患、心疾患をはじめ糖尿病などの合併症を引き起こします。

メタボの写真

※メタボリックシンドロームの判定基準

腹囲男性85cm以上、女性90cm以上、内蔵脂肪の累積 プラス

高血糖

空腹時血糖値が110mg/dl以上

高血圧

収縮期血圧130mmHg以上かつ/または拡張期血圧85mmHg以上

異常脂質

中性脂肪が150mg/dl以上かつ/またはHDLコレステロール値40mg/dl未満

※上記の2つ以上に該当すればメタボ!1つ該当すれば予備群ですよ!

循環器疾患の予防のために