山口県のがん対策
がんは、本県において昭和56年(1981年)から死因の第1位であり、現在約4人に1人の県民が、がんで亡くなるなど、県民の生命及び健康にとって重大な課題となっています。
こうした中、令和6年3月に、本県の今後6年間のがん対策の基本指針となる「第4期山口県がん対策推進計画」を策定しました。この第4期計画では、「全ての県民が、がんに関する正しい知識を持ち、がん予防や早期発見に取り組むとともに、がんにかかっても安心して暮らせる地域社会の構築」を基本理念とし、「がんの予防・早期発見を推進する体制の確保」、「質の高いがん医療提供体制の確保」、「がん患者及びその家族等の療養生活の質の向上を図る体制の確保」の3つの柱に沿って、県・市町・医療機関等の関係機関が連携し、総合的ながん対策に取り組むこととしています。